仏ヴォークリューズ県一行が栃木訪問 交流30年で
栃木県との友好交流関係が2019年で30周年となるフランス・ヴォークリューズ県の関係者らが13日、記念事業の一環として栃木県を訪問した。モーリス・シャベール県議会議長らが宇都宮市内で福田富一知事と会談し、相互の訪問や教育、スポーツによる交流などについて話し合った。
ヴォークリューズ県はフランス南東部に位置する。一行は14日に「日本で最も美しい村」連合に加盟する地区のある那珂川町を訪れる。16日は宇都宮市中心部の「バンバひろば」でフランス料理やスポーツなどが楽しめる「ヴォークリューズ・フェスタ」が開かれる。
会談後、シャベール議長は「オリーブオイルやトリュフなど、ヴォークリューズの良さを知ってもらいたい」と話した。福田知事は日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)に触れ、両県の特産物が「相互に県民の口に届けばと思う。今後県庁を挙げて対応していきたい」とした。