検査画像はだれのもの 遠隔診断支援エムネスの挑戦
科学記者の目 編集委員 滝順一
医療機関向けに遠隔画像診断の支援サービスを提供するエムネス(広島市、北村直幸社長)は米グーグルなど情報通信企業と提携し、どこでもいつでも画像にアクセスできる遠隔診断のプラットフォームを開発した。検査を受けた患者がスマートフォンで自分の画像を見られ、病院内に閉じがちな従来の診断画像の扱いに一石を投じる。人工知能(AI)技術の活用にも着手した。
広島大学病院に近い住宅地の一角に「霞クリニック」という...
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