東芝、営業益520億円 全部門黒字化でも成長どこに
証券部 野口和弘
東芝の稼ぐ力が安定してきた。13日発表した2019年4~9月期決算(米国会計基準)の連結営業利益は前年同期比約7倍の520億円と、同期間で3年ぶりの水準に回復した。受注した事業の採算の改善やコスト削減の効果で、インフラやエネルギーなどの部門で営業損益が好転した。ここ2年は期末にかけて期初計画が未達だっただけに、増益決算は短期的な市場の評価は得られそうだが、中長期の成長力には課題が残る。
「上期は...
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証券部 野口和弘
東芝の稼ぐ力が安定してきた。13日発表した2019年4~9月期決算(米国会計基準)の連結営業利益は前年同期比約7倍の520億円と、同期間で3年ぶりの水準に回復した。受注した事業の採算の改善やコスト削減の効果で、インフラやエネルギーなどの部門で営業損益が好転した。ここ2年は期末にかけて期初計画が未達だっただけに、増益決算は短期的な市場の評価は得られそうだが、中長期の成長力には課題が残る。
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