JERA、再エネに活路 低炭素化が迫る事業の見直し
2015年に東電と中部電が折半出資し、19年4月に両社の火力事業を引き継いだJERA。国内の火力発電容量は6850万キロワットで国内火力の半分を占める日本最大の発電会社だが、世界的な低炭素化の動きで事業の見直しは急務。人口減少で国内市場の拡大も見込めず、海外を中心とした再生可能エネルギーに活路を見いだしている。
「今のままのビジネスモデルでは成長は難しい」。JERAのある幹部はこう話す。現在は純...
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