GMOペイメント、キャッシュレス決済の一括導入サービス
GMOペイメントゲートウェイは小売店や外食店などにソフトバンク系「PayPay(ペイペイ)」など複数のキャッシュレス決済を一括で導入するサービス「GMO キャッシュレス プラットフォーム」の提供をはじめた。決済サービスごとに契約や接続手続きをしなくても導入できる。店舗側のキャッシュレス決済への対応にかかる負担を軽減する。
ペイペイのほか「LINE Pay(ラインペイ)」や「楽天ペイ」など9つの決済システムを導入できる。今後取り扱う決済サービスを増やす予定だ。
店舗で会計に使っているPOS端末などに導入できる。店舗は決済サービスごとの契約が不要になるほか、売上高の締め日と入金日を全ての決済で統一できるという。サービスの価格は事務手数料が月額1000円のほか、決済サービスや金額に応じて決済手数料がかかる。
消費増税に合わせたポイント還元策などで、消費者のキャッシュレス決済への関心が高まっているものの、複数の決済サービスが乱立し店舗にとっては導入が負担になる可能性もある。GMOペイメントゲートウェイの新サービスは複数のキャッシュレス決済の導入を検討している小売店などの需要を見込む。