野党共闘「自公モデルに」 玉木氏、早期合流は慎重
国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、国会内で講演し、次期衆院選の野党共闘に向けて自民、公明両党の連立政権を参考にしたいとの意向を示した。「政党が共闘する一番のモデルは自民と公明だ。あれだけ政策が違っても、20年連立を維持するのは大したものだ」と述べた。一方で、立憲民主党との早期合流については慎重姿勢をにじませた。
国民民主と立民の早期合流を求める声が両党内で強まっているが、消費税減税や原発などを巡る政策の違いも指摘される。玉木氏は「少し違うと親の敵みたいに言っていると連携はできない。野党もしたたかにやらないといけない」と指摘した。同時に「それぞれ別の党だから、理念に基づいて自分たちの主張をきちんと訴える」と強調した。〔共同〕