官房長官、桜を見る会の支出増「実態に合わせ予算要求」
菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、首相主催で毎年春に開く「桜を見る会」の支出額の増加について「テロ対策の強化や混雑緩和の措置を反映し、実態に合わせた予算要求をしている」と述べた。参加者数が増えていることには「各界で功績、功労があった方々を各省庁からの意見を踏まえ幅広く招待している」と説明した。
支出額と参加者数の増加を巡っては、8日の参院予算委員会で共産党の田村智子氏が批判していた。安倍晋三首相や閣僚の後援会関係者に招待枠を設けているのではないかと指摘した。