投信分配金、10月は引き下げが50本
国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で、10月に分配金を引き下げた毎月分配型のファンドは50本だった。前月から13本増え、今年1月(55本)以来9カ月ぶりの多さとなった。
分配金を減額したファンドのうち、純資産総額(残高)が最大の「しんきんJリートオープン(毎月決算型)」は、2005年2月の設定以来で初めて引き下げを実施。残高2位から4位のファンドは、今回の減額でそれぞれの過去最低水準を更新した。
一方、分配金を引き上げたファンドは前月と変わらず11本だった。
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)