埼玉・深谷市の養豚場で豚コレラ 県内5例目
埼玉県は9日、同県深谷市の養豚場で豚コレラの感染が確認されたと発表した。養豚場での感染は県内で5例目。約1700頭が飼育されており、県は同日夜から全頭の殺処分を始める。13日にも作業を終える予定だ。
県は1日から豚コレラの感染予防のためのワクチン接種を進めている。深谷市内の養豚場で事前に検査した際、感染が疑われる事例がみつかり、再検査で陽性と判定された。野生イノシシの侵入を防ぐ柵などは設置していなかったという。
深谷市内は豚の飼育頭数が県内市町村で最も多い。