埼玉県、太陽電池メーカー6社と協定 住宅での設置普及へ
埼玉県は8日、太陽電池メーカー6社と住宅用の太陽光発電設備の普及に関する協定を結んだ。メーカーの製品を取り扱う販売会社や施工事業者を県のホームページに掲載したり、県民からの相談対応でも協力したりする。県民が安心して設置できるようにすることで太陽光発電の普及拡大につなげる。
県は2016年度から太陽光電池メーカーと協力して「住宅用太陽光埼玉あんしんモデル協働事業」に取り組んでいる。協定を結んだ企業と発電設備の設置目標などを共有し、修理や維持管理に関する県民からの相談にも応じる。協定期間は8日から21年9月30日まで。京セラ、三菱電機住環境システムズのほか、韓国系のハンファQセルズジャパンなどと締結。
埼玉県では住宅用の太陽光発電が2019年3月末時点で、14万4307基設置されている。県によると、愛知県に続き全国2位の設置数だという。住宅での太陽光発電の設置を推進し、全国1位を目指す。