五輪の都市ボランティア研修で連携協定 横浜市
横浜市と日本財団ボランティアサポートセンターは8日、東京五輪・パラリンピックで観客誘導や案内を担当する「都市ボランティア」の研修で連携協定を結んだ。登録者約2700人を対象に、両者が連携して共通の研修や役割・活動場所ごとの研修などを進める。
「シティキャスト」と呼ぶ都市ボランティアは競技会場の周辺などで観客らの誘導に加え、地域の美化やイベント補助を担当する。11月から五輪の歴史などについて座学での研修を始め、eラーニングも交えて準備を進める方針だ。
同市は2018年にインターネットやファクスなどで都市ボランティアを募集。約5800人の応募があり、抽選で登録者を選定。19年10月にキックオフイベントを開催した。小林一美副市長は8日の締結式で「(ボランティアには)横浜の顔として活躍してほしい」とあいさつした。