米国防長官、韓国などを歴訪へ GSOMIA維持を要請
【ワシントン=永沢毅】米国防総省は7日、エスパー国防長官が13日から韓国などアジア4カ国を歴訪すると発表した。ソウルでは鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相らと会談し、韓国が破棄を表明した日本と韓国の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の維持を求める。
その後に訪れるタイでは東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議に出席する。日米韓3カ国の防衛相の会談を予定する。一連の会談は22日に期限切れとなるGSOMIAの存続に向けたヤマ場になる見通し。米国や日本はこの協定の維持を韓国に働きかけてきた。エスパー氏はフィリピンとベトナムも訪問する。