官房長官、日韓GSOMIA「賢明な対応求める」
菅義偉官房長官は6日の記者会見で期限まで残り半月となった日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に関し、韓国側が維持するよう求めた。「日本は一貫した立場に基づいて、引き続き韓国側に賢明な対応を求めていくことに変わりはない」と語った。
韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長が示した元徴用工問題の解決案については「他国の立法府の議論だ。政府としてコメントは控える」と述べた。文氏は5日の講演で日韓の企業と個人の寄付金を元徴用工らに支給する法案に言及した。
日本政府内では日本企業が費用を出す形の解決策は容認できないとの声が強い。