栃木県、大阪で企業誘致セミナー 小山市など産業団地PR
栃木県は1日、大阪市のホテルで企業誘致や県の魅力発信を目的としたセミナーを開いた。県は2018年7月に企業誘致などに取り組む「栃木県大阪センター」を開設しており、今回のセミナーには100人を超す企業関係者らが参加。福田富一知事が県の魅力を説明したほか、小山市と那須塩原市の市長が地元の産業団地をPRし、企業の進出を促した。
同センターを開設して以降、企業誘致のセミナーを開くのは2回目だが市長のトップセールスは初めて。県南部に位置する小山市の大久保寿夫市長は東京からの近さを強調。「新幹線で41分で、教育・医療基盤も充実している」と述べた。県北部にある那須塩原市の渡辺美知太郎市長は整備予定の那須高林産業団地の安さをアピール。「緑に囲まれており、特例で用地を100%活用できる」と語った。
福田知事は「新たな投資計画のある企業は栃木県を選んでもらいたい」と話し、観光地や食材もPRしていた。