自宅でIMAX、TSUTAYAやソニーが開始
TSUTAYAは1日、ソニーなどと組み臨場感あふれる映像で映画を上映する「IMAX」を家庭で楽しめる配信サービスを始めると発表した。2019年内にサービスを開始し、IMAXの画質や音質などの基準を満たしたソニーのテレビで視聴できる。スマートフォンで動画を視聴する消費者が増えるなか、高品質の動画サービスで違いを出す。
家庭用の映画配信「IMAX ENHANCED」を国内で展開するのは初めて。「スパイダーマン」や「ジュマンジ」などソニー・ピクチャーズエンタテインメントの人気作品を取り扱う。IMAX仕様の作品は1本770円で、通常の作品(550円)に比べ単価を高く設定した。将来的には定額配信も検討する。
IMAXはカナダのIMAXコーポレーションが開発した動画フィルムの規格・映写システムで、通常の映画で使われるフィルムより大きなサイズの映像を上映できる。独立した6つのスピーカーなどで、劇場のどの座席に座っても高品質の音を楽しめる。
(広井洋一郎)