群馬銀系ファンド、埼玉の医療機器販売業に出資
群馬銀行は31日、地域経済活性化支援機構(REVIC)などと共同で設立したファンドを通じ、医療関連機器の開発や販売を手掛けるKOTOBUKI Medical(埼玉県八潮市)に出資したと発表した。出資額は3千万円。同社は資金を設備投資や従業員の採用などに活用する。
REVICや群馬銀子会社のぐんぎんリース(前橋市)などと共同で立ち上げた「ぐんま医工連携活性化ファンド」を通じ、KOTOBUKI Medicalの第三者割当増資を引き受けた。
同社は手術のトレーニングで使う模擬臓器の開発を手掛ける。主原料はこんにゃく粉で、臓器の再現性の高さや、豚などの生体臓器に比べ衛生面で優れ、扱いやすい特徴があるという。