小田急電鉄、フィンランドのマース企業と連携
小田急電鉄は30日、次世代交通サービス「MaaS(マース)」事業で、フィンランドやシンガポールのマース企業と連携すると発表した。フィンランドのマース・グローバルは世界でいち早くマースを始めたスタートアップで、スマートフォンアプリは欧州で広く使われている。外国人観光客が訪日した際に同じアプリを使ってマースを使えるようにする。
小田急はマースの開発に力を入れており、30日からは神奈川の新百合ケ丘駅や新宿駅などで定額制の飲食サービスや経路検索などを組み合わせた実証実験を始めた。台風19号による箱根登山鉄道の運休などの影響で箱根での実験開始が遅れているが、復旧し次第、実験を始める。