ノーベル賞吉野氏「電池、強固な産業ピラミッドを」
ノーベル化学賞の受賞が決まった旭化成の吉野彰名誉フェローが日本経済新聞の取材に応じ、中韓勢が台頭するリチウムイオン電池で日本は「川上と川下が連携し、早く(産業)ピラミッド構造をつくるべき」と語った。関連産業が連携したうえで「日本の自動車産業が優位性を保てば、日本に再びチャンスがある」と指摘した。
日本勢、電池材料ではなお優位性
――リチウムイオン電池は中韓勢の存在感が高まっています。
「確かに(...
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