群馬銀の証券子会社、預かり資産残高1123億円
群馬銀行は2016年10月に開業した全額出資の証券子会社、ぐんぎん証券(前橋市)の現況を公表した。開業から3年が経過した19年9月末現在で預かり資産残高は1123億円、口座数は約1万7千件。同行は20年3月期からの中期経営計画で非金利業務の拡大を掲げており、「目標を上回る数値」としている。
ぐんぎん証券は銀行本体では扱えない幅広い金融商品や資産運用の提供を担っている。群馬銀から紹介された顧客に対してぐんぎん証券が直接商品を提供しているほか、ぐんぎん証券が群馬銀に商品を供給し、群馬銀の行員を通じて商品を提供する場合もある。口座数の内訳では個人客が8割超を占めるという。