「健康経営は投資」中災防、京都での全国大会が閉幕
中央労働災害防止協会(中災防、会長=中西宏明経団連会長)が3日間の日程で京都市内で開催した全国産業安全衛生大会が25日閉幕した。同大会は経営者、産業安全・労働衛生スタッフ、管理・監督者らが一堂に会する国内最大の安全衛生イベントで、約1万1000人が参加した。
メンタルヘルス・健康づくり分科会で講演したJXTGホールディングスの武藤潤副社長は「健康経営は、労務費や福利厚生費などコストとして捉えるのではなく、生産性や企業価値の向上に向けた投資として考えるべきだ」と指摘した。
大会と同時に、国内最大の保護具・機器の展示会「緑十字展」が開催され、約1万5000人が来場した。
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