インテック、全社員対象に在宅勤務制度を導入
TISインテックグループでシステム開発大手のインテック(富山市)は24日、全社員3666人を対象に在宅勤務制度を導入したと発表した。働きやすい環境づくりを通してワークライフバランスを改善し、生産性を高めたり人材確保につなげたりする狙いがある。
同社は社員にノートパソコンやスマホを支給して自宅でも職場と同じ業務ができる環境を整えてきた。1日から始めた新制度は既に社員からも好評だという。支給するパソコンはハードディスクを持たない。アプリケーションやデータはサーバーで一元管理して使うことでセキュリティー面でも会社と同じ環境を実現した。
担当者は「柔軟な働き方を通して無駄な時間を減らす一方、テレビ会議の活用で社員のコミュニケーションは円滑に行えるようにする」と説明する。今後は制度の定着に向け全社員にアンケート調査などを行っていく計画だ。