即位礼参列に首相謝意 晩さん会、賓客を伝統芸能で歓待
安倍晋三首相は23日夜、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に出席した外国元首らを招いた晩さん会を都内のホテルで開いた。
首相はあいさつで、政府を代表して参列に謝意を伝えたうえで「皆様と手を携え、世界の平和と繁栄、地球規模課題の解決に一層の貢献をしていく決意だ」と述べた。
晩さん会には約900人を招待した。日本の伝統芸能を紹介する文化行事で、狂言の野村萬斎、歌舞伎の市川海老蔵、文楽の吉田玉男の3氏が共演し、五穀豊穣(ほうじょう)を祈り舞う「三番叟(さんばそう)」を演じた。観世清和、三郎太両氏は親子で能「石橋(しゃっきょう)」を披露した。