東武日光線、栗橋-栃木は19日運行再開
東武鉄道は16日、台風19号の影響で運転を見合わせていた日光線について、栗橋―栃木間は19日始発から運転を再開する予定だと発表した。静和駅構内や新大平下―栃木間で流出していた線路砕石の復旧のメドが立ったため。橋梁を支える築堤が崩れた新鹿沼―下今市間は修復が完了する25日以降に運転を再開する見込みとした。
堤防が決壊した秋山川を渡る佐野線については川の水位が下がっておらず、橋梁の安全確認ができていないため、全線の運転を見合わせている。再開の見通しも16日時点では立っていない。日光線、佐野線ともに運転を見合わせている区間は各社の協力を得て、代行バスが走っている。