補助金不交付、文化庁を批判「瑕疵はない」 愛知知事
愛知県の大村秀章知事は16日の記者会見で、文化庁が国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金の不交付を決めたことについて「我々は瑕疵(かし)は全くない。対応をただしていく」と批判した。その上で「(文化庁が)どういう手順を踏み、誰が意思決定したのか明らかにしてほしい」と述べた。
また、名古屋市の河村たかし市長が、芸術祭を検証する市独自の有識者委員会を設置する意向を示したことには「展示の中身を検証して、けしからんから(市の負担金を)出さないというなら、検閲委員会になる」と指摘した。