三越札幌で「あんこ博」、最大産地で磨く技術と味
三越札幌店と丸井今井札幌本店(いずれも札幌市)の食品催事が好調だ。三越は8日から「あんこ博覧会」を開催中。丸井今井は9日から「珈琲マルシェ2019」を始めており、北海道内外の人気店の味を求めて多くの客が訪れている。
三越のあんこ博覧会は、あんこ原料の小豆の国内最大産地である北海道で製あん技術やあんこのおいしさを広めようと初開催した。五勝手屋本舗(江差町)の商品や、標津羊羹本舗(中標津町)と東京の老舗菓子店が共同開発した限定品、あんこラテ、あんドーナツにマヨネーズをかけた商品などをそろえた。
丸井今井の珈琲マルシェは4回目。出店数は18年の17から30に増え、スペースも昨年の1.6倍と過去最大規模だ。札幌は自家焙煎(ばいせん)の喫茶店やカフェが多い。担当者は「年々マルシェも盛り上がってきた。会場にはバリスタもおり、会話を楽しみながら選んでほしい」と話す。
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