日産新経営陣と「連携強化を最優先」 ルノー会長
日産自動車の筆頭株主である仏ルノーのジャンドミニク・スナール会長は9日、日産との資本関係の見直しについて「優先事項ではない。まずは(事業面の)アライアンス強化を最優先すべきだ」と述べ、急がない考えを示した。横浜市内で日本経済新聞などの取材に答えた。
ルノーは日産に約43%出資し、日産はルノー株の15%を保有している。関係をより深めようとルノー側は4月、日産側に経営統合を提案した。一方、日産はより...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。