政府、景気の公式判断「回復」 指数悪化で見直し焦点
8月の景気動向指数による景気の基調判断が「悪化」となり、今後は政府が月例経済報告で示す公式の景気認識が改めて焦点になる。9月までは「回復」との認識を示しており、指数とはずれがある。10月に消費税を引き上げた直後であるだけに、政府は景気認識に神経をとがらせる。判断次第では、経済対策の規模や手法を巡る議論に影響がでる。
月例経済報告は9月まで「景気は緩やかに回復している」との見方を維持してきた。3~...
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