イオン、南相馬市の高校生と郷土の弁当開発
イオンは福島県南相馬市の県立小高産業技術高校の生徒と共同開発した弁当「ほっき飯ちらし弁当」など2品目を16日に発売する。福島県南相馬市産の米など地域の農作物を使用し、郷土料理を盛り込んだ。商品は29日までの期間限定で販売する。東北地方と東京都にあるイオン系列のスーパーや「ミニストップ」などコンビニエンスストア約260店舗で展開する。
販売するのは「ちらし弁当」のほか、いなりずしの「ほっき飯いなり」。ほっき貝を使った福島県の郷土料理「ほっき飯」をベースに、「いか人参」や「相馬きゅうり漬け」など郷土料理を盛り込んだ。東北地方のイオン系列店のほか、東京都でも9店舗で展開する。ほっき飯ちらし弁当の価格は税別498円。
イオンは2012年に東日本大震災の復興支援をはじめた。小高産業技術高校とのレシピの共同開発は復興支援の一環で今回が第3弾となる。