超長期金利、米景気減速と日銀オペ減額警戒でせめぎ合い
経済部 安西明秀
米景況感や雇用指標の悪化が相次ぎ、各国中銀の緩和観測が強まるとともに世界的に金利が低下している。ただ国内債券市場では、償還期間が10年を超える超長期債の利回り低下が限定的だ。週明け7日に控える日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)の減額が警戒され、投資家が積極的な債券買いに乗り出せていないとみられる。ただ今夜に発表を控える米雇用統計など「根本的な経済指標が揺らげば、日銀のオペは影響力が限られる」...
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