ジブリパーク整備、優先交渉権者に鹿島 愛知知事
愛知県の大村秀章知事は2日の記者会見で、愛・地球博記念公園(同県長久手市)内で2022年秋の開業を目指す「ジブリパーク」の整備工事を担う建設会社に鹿島中部支店を優先交渉権者として選び、設計段階から協力する業務契約を結んだと発表した。
県が設けた外部評価委員会での審査結果を踏まえて決定した。ジブリの世界観を表現するための提案やコストマネジメント手法などを評価したという。
県はジブリについて、設計段階から建設会社の知見などを反映する「ECI方式」と呼ばれる手法を導入し、工事を効率的に進める方針を示していた。
大村知事は「緊密に連携し、ジブリ作品の世界観を表現する共通の目標に向け、作業を進める」としている。
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