ユニクロ、環境配慮の店舗認定 川越店が取得
ファーストリテイリング傘下のユニクロは2日、ユニクロ川越店(埼玉県川越市)が環境配慮型の建築物を評価する米認証制度「LEED(リード)」でゴールド認定を受けたと発表した。発光ダイオード(LED)照明の導入などで省エネルギー化を進め、環境に負荷の少ない店舗運営が評価された。ユニクロによると、同認定は国内の小売店で初めてという。
ユニクロは1985年、山口県下関市に出店した店舗を皮切りに、現在の店舗形態の郊外店を出してきた。郊外店は800店を超える国内店舗全体の約半分を占める。同社は店舗仕様の標準化を進め、高品質の建材や断熱材を使っている。
今回認定を受けたユニクロ川越店は地上1階で、店舗面積は約730平方メートル。廃棄物の分別管理や節水型トイレの採用などを含めた店舗運営が評価されたという。ファストリは「ユニクロ川越店に加え、他の主要郊外店も認定取得を目指す」としている。