ソフトバンク、ワイモバイルのデータ通信量拡充
ソフトバンクは30日、同社が展開する格安ブランド「ワイモバイル」で、10月から受け付けを始めるスマートフォン向け新料金プランについて1カ月の利用可能なデータ容量を拡充すると発表した。大容量プランでは月のデータ通信量を10ギガ(ギガは10億)バイトとしていたが、14ギガバイトに増やす。税別価格は据え置く。割安感を打ち出して利用者を取り込む。
ソフトバンクは9日、10月からワイモバイルで新料金プラン「スマホベーシックプラン」を導入すると発表した。同プランでは月の高速データ通信量に応じてS、M、Rの3種を用意。この3種のプランのそれぞれで、料金は変えずに利用できるデータ量を増やす。
たとえばSでは月2ギガバイトまでとしていた高速データ通信量を3ギガバイトに、Mは6ギガバイトを9ギガバイトに、Rは10ギガバイトを14ギガバイトとする。データ量の拡充に伴い、2年間無料で月のデータ量を増量するとしていたキャンペーンは11月28日で申し込みを終了する。
ソフトバンクはワイモバイルの新料金プランで月額料金を最大12%引き下げるほか、契約期間や違約金を撤廃する方針を発表している。