奈良県、中国・清華大学と交流で覚書
奈良県は中国・清華大と包括交流に関する覚書を締結した。学術研究や文化・芸術振興、人材交流などが目的。共同の作業チームを設け、プログラムを立ち上げるなど交流の具体化を急ぐ。
覚書の締結は8月。今月25日には邱勇学長ら訪問団が平城宮跡を訪れ、復元した遣唐使船などを視察、荒井正吾知事と歓談した。邱学長は「文化や青少年交流、イノベーションの分野で協力していきたい」と話した。
清華大は中国トップクラスの総合大学で、政府高官を輩出。これまでに北海道や鹿児島県などが覚書を締結している。