駅員寝坊、1人乗車できず 南海本線貝塚駅
大阪府貝塚市の南海本線貝塚駅で23日、宿直の男性駅員(32)が寝坊して駅の営業開始が遅れ、客1人が始発列車に乗り遅れるミスがあった。
南海電鉄によると、同駅の始発は上りの午前5時11分。同4分ごろ、利用者から貝塚駅を管轄する岸和田駅に「貝塚駅の照明が点灯していない」と連絡があり判明。貝塚駅員を電話で起こし、同11分までに営業を開始した。客は券売機で乗車券を購入したが、間に合わなかった。
貝塚駅員は午前4時半に起床し、券売機や照明の電源を入れるなど営業開始の作業をすることになっていたが寝過ごした。岸和田駅員は、貝塚駅員から起床報告があったと勘違いしていた。〔共同〕
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