この記事は会員限定記事です人間存在の根底を問う7時間18分の大作映画
タル・ベーラ監督「サタンタンゴ」ついに日本公開
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ハンガリーの巨匠、タル・ベーラ監督が四半世紀前に発表した現代映画史の金字塔「サタンタンゴ」（1994年）がついに日本で公開された。人間存在の根底を問う7時間18分の大作は、21世紀の現代社会を生きる我々の姿をも射抜く。監督に聞いた。
【あらすじ】雨が降り続け、道がぬかるむ村に、死んだはずのイリミアーシュが帰ってくる。周囲と隔絶した村で、猫を死なせた少女は自ら命を絶ち、酒場に集う村人たちは踊り狂う。警察の密命を受けたイリミアーシュは村人に荘園への移住を説く。たどり着いた荘園は荒れていた……。...
