渋沢栄一のナンバープレート 埼玉県深谷市が交付開始
埼玉県深谷市は17日、同市出身の実業家、渋沢栄一のロゴマークを使ったナンバープレートの交付を始めた。新1万円札の肖像画や2021年のNHK大河ドラマの主人公に決まるなど注目を浴びている渋沢栄一の功績をPRし、町おこしにつなげる。
ナンバープレートは排気量が125cc以下の原付きバイクを対象に交付する。番号の右側に肖像、下には東京駅とよく似た、赤レンガのデザインが特徴的な深谷駅が描かれる。渋沢栄一が設立に携わった日本煉瓦製造が、旧東京駅に使われたレンガを同市内で生産していたことから、深谷駅は東京駅を模したデザインとして知られる。
同市は絵柄がない通常タイプのナンバープレートに加え、12年からは同市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」をデザインしたものを交付してきた。今回の新ナンバープレートに変更したい場合は、500円で交換することができる。