日産、新社長選び本格化 ルノーとの距離焦点に
日産自動車の西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)が16日付で辞任する。山内康裕最高執行責任者(COO)が暫定CEOに就き、10月末までに後任を選ぶ。元会長のカルロス・ゴーン被告を側近として支えてきた西川氏の交代でゴーン体制は名実とも終わり、筆頭株主の仏ルノーとの距離の取り方が課題だ。日産の収益環境は厳しく立て直しは容易ではない。
「私が本来取るべき責任をとる1番早いタイミングを選んだ」。西川社...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。