スポーツクライミング選手に市長特別賞 宇都宮市
8月に開催したスポーツクライミングの世界選手権でボルダリングと複合の2種目で優勝した宇都宮市出身の楢崎智亜選手は12日、宇都宮市役所を訪れ、市長特別賞の授賞式に臨んだ。楢崎選手はワールドカップ(W杯)ボルダリングでも年間総合優勝を飾っており、佐藤栄一市長は「郷土の誇り」と活躍をたたえ、表彰状とトロフィーを授与した。
楢崎選手は小学4年生から市内のジムでボルダリングを始めた。活躍に憧れ、地元でも多くの子どもたちがジムに通い出している。楢崎選手はボルダリングの魅力について「複合的な能力が必要で、工夫次第でどこまでも成長できる」と話し、「楽しい気持ちを忘れずにやり続けることが重要」とエールを送った。