JR東、駅でベビーカーの貸し出し実験 予約制も導入
JR東日本は駅でベビーカーを貸し出すサービスを19日から試験的に始める。社員からの提案や客の要望を受けたもので、本格的な事業化に向けてサービスの導入効果を検証する。子育て世代の人が気軽に外出できる環境整備を目指す。
10月20日まで東京、品川、新宿、上野の4駅の手荷物預かり所でベビーカーを貸し出す。0~3歳を対象に、4駅で合計21台用意する。料金は1回の利用で500円(税込み)に設定した。利用者は事前に電話で予約できる。空きがあればその場での利用も可能だ。
JR東は7月17~19日にも、立川駅でベビーカーの無料貸し出しサービスを検証した。利用者からは「今まで駅周辺の各施設で借りていたものが一元化できてうれしい」という声があったという。ベビーカーの予約ができることを評価する意見が多かったことから、今回の実験でも予約制を取り入れる。