東京ドーム、純利益12%増 19年2~7月期
東京ドームが11日発表した2019年2~7月期の連結決算は、純利益が前年同期比12%増の46億円だった。ドームや競輪場の貸し出しが好調だった。有価証券の売却益や省エネ工事の補助金収入も膨らんだ。
売上高は8%増の453億円。3月に米大リーグ・マリナーズのイチロー選手が引退を表明した開幕シリーズ、7月にプロ野球オールスター戦が開かれた。毎年各地の競輪場で順番に実施される日本選手権競輪が4~5月に、グループの松戸競輪場で開催された効果も表れた。
8月末に上方修正した20年1月期通期の業績見通しは据え置いた。20年1月期は、売上高が4%増の902億円、純利益が2%増の71億円を見込んでいる。