日産「不正額350億円」 ゴーン元会長らに賠償請求
株価連動報酬を廃止
日産自動車は9日開いた取締役会で、株価連動型報酬制度(SAR)の廃止を決めた。また、特別背任事件などで起訴された元会長のカルロス・ゴーン被告らに関する社内調査について、不正は350億円規模にのぼり、損害賠償請求などの法的措置をとる方針を明らかにした。
ゴーン被告らによる問題の内部報告書の中では西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)のSARによる報酬のかさ上げも明らかになり、退任圧力が社内外から一...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。
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