千葉県の市川産ナシ使った菓子パン開発、山崎製パン
山崎製パンは市川市農業協同組合(JAいちかわ)と協力し、9月から千葉県市川市産のナシを使った菓子パン3種の販売を始めた。今回新たに開発した「薄皮和梨クリームパン」はナシの果汁入りクリームを包み、爽やかな風味を楽しめるのが特徴。地産地消に貢献するとともに、市の特産品をアピールする。
市産ナシを使った「コッペパン」や「ランチパック」は18年までにも販売していたが、中身を一部変更。ランチパックは「和梨クリーム&和梨ジャム」とし、ナシの風味をより強く感じられるようにした。販売価格はクリームパンが150円前後、コッペパンが115円前後、ランチパックが130円前後を見込む。千葉県を中心に関東地区のスーパーやコンビニで、10月末までの期間限定で販売する。
同社工場は地元産食材を活用した商品開発に取り組んでおり、10月には松戸市特産の矢切ねぎやかぼちゃを使った新商品を発売する予定だ。