コーヒー、レアル安の重圧再び 輸出増が相場下押し
商品部 黒瀬幸葉
コーヒーの国際相場が再び下落基調をたどっている。6月から7月にかけて産地の天候不安を背景に一時上昇したが、足元の在庫が潤沢なうえ、最大生産国ブラジルの豊作観測も上値を抑える。政治と経済の両面でリスクを抱えるブラジルの通貨安も下押し圧力となり、コーヒー相場には本格反転の兆しがみえない状況だ。
指標となるアラビカ種のニューヨーク先物相場(期近)は現在、1ポンド当たり93セント前後。世界生産量の4割弱...
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コーヒーの国際相場が再び下落基調をたどっている。6月から7月にかけて産地の天候不安を背景に一時上昇したが、足元の在庫が潤沢なうえ、最大生産国ブラジルの豊作観測も上値を抑える。政治と経済の両面でリスクを抱えるブラジルの通貨安も下押し圧力となり、コーヒー相場には本格反転の兆しがみえない状況だ。
指標となるアラビカ種のニューヨーク先物相場(期近)は現在、1ポンド当たり93セント前後。世界生産量の4割弱...
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