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竹本千歳太夫、父娘の情愛描く大曲に挑む

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文楽太夫の竹本千歳太夫が7~23日、東京・国立劇場の9月文楽公演で時代物の大曲「嬢景清八嶋日記(むすめかげきよやしまにっき) 日向嶋(ひゅうがじま)の段」に初役で挑む。源平合戦で敗れた平家方の猛将景清と、父のために遊女となった娘糸滝の情愛を描く。千歳太夫は「武将としての気品、情理を兼ね備えた景清の姿を伝えたい」と語る。

「日向嶋の段」は物語が最高潮に達する3段目で、通常は切場(きりば)語り(太夫の最高位)が務める大役だ。日向嶋(今の宮崎県)に流された景清は、主君への忠義を示すため自ら両目を潰す。父を都で仕官させたい一心で遊女となった糸滝が支度金を持参して父を訪ねるが、誇り高い景清は素性を隠して「景清は死んだ」と嘘をつく。娘へのあふれる思いとの間で葛藤し、叫ぶさまが見どころだ。

千歳太夫は今回、現在唯一の切場語りである豊竹咲太夫に教えを請うた。咲太夫は人間国宝の父、故8代目竹本綱太夫の指導を受けて同作を何度も手がけている。千歳太夫は「時には原作となった能の『景清』の振付も交えながら、景清の性根(本質)をいかに表現するか、細かく手ほどきしてくれた」と話す。「景清の奥行きを描くのが難しい。(咲太夫師匠からは)『寸法が出ない』、つまり語りがせわしないと注意された」と苦労を語るが、難しい分、やり応えがあるという。

18歳で故4代目竹本越路太夫に入門、今年還暦を迎えた。入門当時の師匠の年齢に近づき最近は大役に抜てきされることも増えたが、師匠の芸にはまだまだ及ばないという。「太夫は形だけできてもだめ、情の表現だけでもだめ。師匠は情が形の中に入っていた。これからも磨きをかけなければ」と、さらなる精進を誓う。

(佐々木宇蘭)

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