中古端末のSIMロック、KDDIも解除
KDDIは自社で販売したスマートフォンを他の通信会社で使えなくする「SIMロック」について、中古品のロックを解除する対応を1日から始めた。KDDIのロックがかかった中古スマホを買っても他社の回線を使う格安通信サービスを契約できるようになる。SIMロックの禁止を求める総務省のガイドラインが同日から適用されたことに対応した。
解除の手続きは全国の「auショップ」で対応し、事務手数料として3000円(税別)かかる。端末の購入日から101日目以降の端末が対象となる。NTTドコモは総務省の要請に先駆けて2月に、ソフトバンクは8月に解除した。これにより携帯大手3社がすべて総務省のガイドラインに対応した。
携帯大手各社は新品のSIMロック解除については既に対応していたが、中古品についてはこれまで盗難品の悪用防止などの理由から応じてこなかった。