子どもの夢で巨大しんぶん ギネス世界記録に認定
全国の子どもたち約2万2千人が夢を書いた付箋をモザイクアートにした「こども夢しんぶん」の完成式が29日、東京都渋谷区で開かれ、付箋約9万7千枚を使って作った約549平方メートルの"巨大新聞"が「最大の付箋モザイク」としてギネス世界記録に認定された。
日本新聞協会の主催で、前日からの制作に小学生延べ114人が参加。「バレリーナになりたい」「昆虫博士になりたい」など思い思いの夢が書かれたカラフルな付箋を体育館に敷き詰めた台紙に次々と貼り付けた。
最後はプロジェクトのアンバサダーを務める子役の寺田心君(11)が「マラソン大会に出たい」と自身の夢を書いたピンクの付箋を貼り、「しんぶんよむ子どもの夢が広がる」という見出しを付けた「こども夢しんぶん」が完成した。
友達と参加した青山学院初等部3年の菅家知大君(9)は「楽しいけれど、しっかり貼るのが難しい」。横浜英和小6年の後藤璃音さん(12)は「ギネスに挑戦できて、いい経験になる」と話した。〔共同〕