企業年金が株離れ 前期、上場企業の54%で比率低下
企業年金の株式離れが進んでいる。2019年3月期は年金資産の内訳を開示している上場企業のうち54%に当たる366社で株式の割合が前の期に比べて低下した。価格変動が大きい株式を減らし、企業財務への影響を軽減するためだ。なかには株式の運用比率をゼロにした企業もあった。代わりに海外債券や不動産などの割合を高めているが、こうした資産の利回りも低下しており、運用の難しさは増している。
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企業年金の株式離れが進んでいる。2019年3月期は年金資産の内訳を開示している上場企業のうち54%に当たる366社で株式の割合が前の期に比べて低下した。価格変動が大きい株式を減らし、企業財務への影響を軽減するためだ。なかには株式の運用比率をゼロにした企業もあった。代わりに海外債券や不動産などの割合を高めているが、こうした資産の利回りも低下しており、運用の難しさは増している。
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