東京五輪で「22時間運行」へ メトロの挑戦
鉄道 地域と走る・東京メトロ(3)
「このままだと東京マラソンのような大勢の観客を集められない」
2020年東京五輪・パラリンピックの大会関係者は不安を口にする。五輪の目玉競技の1つ、マラソンの号砲が鳴るのは午前6時。招致段階から1時間半繰り上がった。
対応を迫られているのはマラソン選手だけではない。真っ先に挙がるのが観客を運ぶ鉄道会社。とりわけマラソンコースがある都心を走る東京メトロだ。早朝で観客が集まらず、沿道が閑散としたマラ...
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