群馬・山本知事、外国人住民と座談会
群馬県の山本一太知事は22日、県内に住む外国人との座談会を開いた。ベトナム、インドネシア、中国、ネパール国籍の6人が参加した。生活上の悩みや要望について知事と意見を交わした。県が知事と外国人住民が意見交換する場を設けるのは初めて。
県内の製造業や温泉旅館、農園、社会福祉法人などで働く外国人が参加した。座談会では外国人住民から「仕事や生活上、日本語をもっと身につけたいが、教室が身の回りにない」といった声や「より長い期間日本に滞在できる在留資格を国に要望してほしい」といった声が上がった。
山本知事は座談会後、2019年中に外国人活躍の方針を考える有識者会議を立ち上げる方針を明らかにした。7月に県庁に設置した「ぐんま外国人総合相談ワンストップセンター」も活用し、外国人住民への対応を進める。