鹿児島県、屋久島空港の滑走路延伸で基本計画案
鹿児島県は22日、屋久島空港の滑走路を小型ジェット機が離着陸できるように延伸するための基本計画案を公表した。現行1500メートルの滑走路を北西側に180メートル、南東側に320メートル延伸して、2000メートルとする計画。首都圏や海外から直行便を就航しやすい環境を整え、格安航空会社(LCC)などに路線開設を促す考えだ。
基本計画案ではこのほか、エプロンもジェット機が駐機できるように拡張するほか、給油施設も整備。将来のCIQ(税関、出入国管理、検疫)設置を視野に、ターミナルビルも現在の3倍に広げるとしている。完成時期などは未定だが、今後、基本計画案への意見を募るパブリックインボルブメント(PI)を実施し、事業化を目指す。
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